在宅ケア支援研修会
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第1回在宅ケア支援研修会

第1回研修会では、先進地域での在宅療養支援者に対するケア体制と栄養管理・食支援の実際と事例について学びました。

研修内容
講義1
*在宅医療は、24時間の切れ目のないサービス提供、多職種の協働、地域の連携が基本要素であり、生活の場での在宅療養生活はさまざまな専門職のかかわりが重要であることから、食・栄養支援の重要性について具体的にご講演いただきました。
在宅における多職種連携では家族、主治医、歯科医、ケアマネジャー、訪問介護、通所介護(通所リハ)、訪問リハ、訪問看護、薬剤師、地域包括支援センター、管理栄養士、他(インフォーマルなサービス)の関わりが大切だと述べられました。
低栄養状態の恐れのある高齢者への対応について、また栄養・食事を見直しする、改善することは介護予防になる。楽しみ、生きがいと社会参加の支援、生活の質の改善、『食べること』に伴う機能の向上、コミュニケーションの回復、生体リズムの調整は自己実現(やりたいことをすること)に繋がること。そして、最後に食・栄養支援の位置づけとして、介護保険における『栄養改善』は注目されてはいるものの、理解されているとはいいがたい。 このサービスの担い手は管理栄養士を中心に とらえがちであるが、関係職種との協働ではじめてなしうる支援であり、効果の上がることを忘れてはならない。プランの中にどの職種が何をして、どう評価するかを明確にすることで、食べる楽しみを損なわず 栄養改善がなされることで利用者である療養者のQOLが向上することを忘れてはならない。と結ばれました。

講義2
*「地域包括ケアシステム下における多職種連携と和光市の取り組みについて」の概要
講義2では、介護保険の理念に基づく「高齢者の自立支援」と最期まで住み慣れた地域で自分らしく暮らしていくための「地域包括ケアシステム」を『地域ケア会議』を通じて実現している埼玉県和光市の取組を和光市北第二地域包括支援センター 介護支援専門員の山岸由実先生にご紹介いただきました。
高齢者が、脳梗塞などの疾病の再発を予防し、筋力や身体機能を取り戻して調理や入浴などの生活行為を自立したものにしていくためのケアプランになっているのかを検討する『地域ケア会議』では、ケアマネジャーや介護関係事業所の職員に、理学療法士、管理栄養士、歯科衛生士などが専門職として助言を行い、実際のサービス提供の場でも、チームアプローチを行います。今回は、実際のケアプランを例示していただき、その具体を理解することが出来ました。
また、地域包括ケアシステムも医療、介護、予防、生活支援などに関わる多職種・多機関の連携によって稼働する仕組みであり、介護予防、要介護者の支援、在宅療養のいずれの場面でも、多職種連携が重要であることを改めて学びました。

意見交換
意見交換では、地域包括ケアシステム中での在宅での医療職の連携や役割、事業所
(ディ、訪問、ケアマネなど)への指導方法、サービスの質の向上や自立支援の徹底などの指導、介護予防サポーター、健康サポーターの活動内容等について多くの意見が出され、予定の時間を上回る程の活発な意見交換ができました。
* 水野三千代先生(左) 山岸由美先生(右) *

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