職域事業部

管理栄養士・栄養士が必要とされる職場は、人が生活するあらゆるところにあります。
こうした広い範囲の職場において業務を行うことから、それぞれの職域に必要な専門性を踏まえた公益目的事業を推進するため７つの職域があります。

医療事業部

医療機関に勤務する管理栄養士・栄養士、そして医療や栄養管理に関心を持つ管理栄養士・栄養士で構成しています。
管理栄養士・栄養士の資質向上目的に育成を行い、県民の疾病予防、傷病者の栄養管理、栄養指導など療養支援に取り組んでいます。また、会員に向けて、日頃の業務に役立つ、診療報酬改定やガイドラインの最新情報を提供しています。

学校健康教育事業部

小・中学校、特別支援学校、定時制高等学校、学校給食センター（共同調理場）及び教育行政機関に勤務する管理栄養士・栄養士等で構成しています。
子ども達に食を通じて「生きる力」を育むために、学校、家庭、地域が連携した食育が推進されていますが、その一翼を担う学校管理栄養士・栄養士育成のために、資質向上を図っています。

勤労者支援事業部

勤労者および若者の健康増進と病気の予防を促進する活動を行っている管理栄養士・栄養士で構成しています。
勤務先は、保健事業会社、給食会社、自衛隊などがあります。給食管理業務や特定保健指導をはじめとした健康づくり事業を展開しています。

研究教育事業部

管理栄養士・栄養士養成施設や調理師養成施設等に勤務する管理栄養士・栄養士で構成しています。
教育研究機関の特徴を活かし、研究開発や健康栄養情報の発信、学生と実践現場の管理栄養士・栄養士をつなぐ研修会や企画にも力を入れています。

公衆衛生事業部

県・福祉保健所、保健所設置市、市町村に勤務する管理栄養士・栄養士で構成しています。
活動は、母子保健、生活習慣病予防及び重症化予防対策、介護予防（栄養改善）、食育の推進、乳幼児から高齢者までの各ライフステージにおける地域住民の健康づくりに取り組むとともに、特定給食施設指導、人材育成、地区組織活動の企画や調整、健康危機管理など、多方面にわたり地域保健業務を推進しています。

地域活動事業部

開業や栄養ケア・ステーション活動など、フリーな立場で地域住民の健康づくりに取り組んでいる管理栄養士・栄養士で構成しています。
栄養・食生活に関わる専門職として、乳幼児から高齢者まで地域住民の多様なニーズに対応し、きめ細かな健康づくりのサポートができるよう、会員相互の連携とより効果的な指導を行うための講習会を行っています。

福祉事業部

児童福祉施設、保育所、老人福祉施設、社会福祉施設、障がい（児童）者施設などに勤務する管理栄養士・栄養士で構成しており、栄養管理、食生活指導、食教育等を行っています。
乳児から高齢者の幅広い年齢層と特殊性から、専門職としての資質向上を目指すとともに会員相互の親睦を深める活動に取り組んでいます。また、介護報酬改定など、最新情報を提供しています。